梅雨に入ると、ジメジメした気候のせいで菌やカビが増えやすくなる。洗濯機の除菌やカビ対策が必要だ。 ライオンは、生活者の4割が「カビくさい」と感じている洗濯機のニオイのもとが、実際はカビではなかったとする研究結果を公開した。 世界初の発見!洗濯槽の中の秘密 同社のファブリックケア研究所および分析技術センターは、遺伝子解析技術を利用して、洗濯槽の中のバイオフィルムに「マイコバクテリウム属」の菌が存在することを、世界で初めて突き止めた。 ニオイの原因は、細菌がつくる硫黄化合物「マイコバクテリウム属」の中でも、病原性の低いタイプの菌である。河川や土壌など、自然界に多く存在する細菌の仲間だ。 同社では、家庭で2年から15年ほど使ってきた洗濯機14台を対象に、専門家による二オイの評価、ニオイ成分の解析などを行った。 ヌメリに集まった菌が原因だった 対象の洗濯機の中からは、カビの発生が認められないのにカ