年明けから新生活が始まる4月までは、メールアドレスの変更ラッシュとも言える時期になる。SFCの学生も例外ではない。3月で卒業する学生から「パソコンに届くメールアドレスを学校以外のアドレスに変更して下さい」という知らせが多くなってきた。卒業生は年間使用料を払えば学生用のメールアドレスを継続して利用できるため、多くの人が卒業後もアドレス変更なしにコミュニケーションを取っていた。 しかし昨今は、独自ドメインを取得してレンタルサーバを借りても学校のサーバ使用料の半額ほどに収まる手ごろさだ。そのため、学校のアドレスを継続せず新たに自分のドメイン名を取って運用する人が増えている。4年間慣れ親しんだとはいえ学籍番号をもとにした数字の羅列のアドレスに比べれば、すべて自由に決められるアドレスの方が覚えやすく、短くもできる。連絡先変更のお知らせをする苦労があっても魅力的だ。マンションから一軒家に引っ越すような