2002年に行われた第16代韓国大統領選挙において、ノ・ムヒョン現大統領が当選した最大の理由はインターネットである、というのは有名な話だ。 当時、ノ大統領の応援サイト「ノサモ(韓国語で"ノ・ムヒョン氏を愛する人の集まり"の略)」は、インターネットで活発な応援活動を行っていた。これに若者を中心としたネチズンが呼応して、支持者を拡大していったのだ。 今でも語り草となる2002年の選挙から時が経ち、ノ大統領の任期は終わりを告げようとしている。これと同時に2007年12月に行われる次期の大統領選挙が既に話題となり始めた。 今回の大統領選挙では「ノサモ」の教訓を活かして、インターネット上での活動はけっして無視できないものと言われている。中でも「ユーザー作成コンテンツ(User Created Contents:UCC)」は2002年当時にはなかった手法ではあるが、時代が変わった今、注目度や重要性を大