アンニョイな夜。湯船に浮かびながら浮世を儚(はかな)み、物思いにふけっている。最近、BBA(姑)に娘氏と風呂に入る幸せな仕事を与えているので、一人でゆっくりできるようになった。 風呂の順番は、BBA+娘→嫁→ワイという我が家の力関係を如実に表したモノとなっているが、細かいことは気にしない。 昔は、嫁と一緒に入ったものだが、結婚以来、ワタクシの作ったゴハンをモリモリ食べ、嫁が巨大化してしまい不可能になった。これもワタクシの努力の賜物であり、気にしないでおこう。 そんなこんなで、なぜか保温が切られ冷えて汚くなった残り湯に、一人でゆっくりと浸かっている。 するとまず、ネッコ氏がやってきて入れろ!とニャーニャー泣く。扉を開けると、湯船のお湯をペロペロ飲んで、満足したら帰っていく。 続いて娘氏がやってきて、ワキとスネと股間にワカメが付いていると笑う。それにいちいち、これは海苔ですとか、ひじきです!な