沖縄県にある一番古い鉄筋コンクリート建造物は大宜味村にあります。場所は現在の村役場の手前。 1972年に復帰記念事業として新庁舎が建てられ、旧庁舎はその役割を終えることに。 その時あやうく旧庁舎は取り壊されるところだったが、当時の村長さん(根路銘安昌氏)が この建物の価値を認め、そのまま残されることに。 その後は、教育委員会や村商工会をはじめとする色々な村関係機関の事務所となるも、会議室としてたまに使われるくらいしか出番が無い時代もあったようで、やはり人が常時いない環境では状態が悪くカビ臭かったりしたそう。 1997年には県指定有形文化財に指定され、2010年には村史編纂(へんさん)室に、現在も一部が資料室として開放されています。 建築業界では有名な建物なので、今でもプロや学生がはるばる内地から見学に来るそう。現役でまだ使われていることも評価が高いとのこと。ロケ地としてNHKドラマの撮影に