ソニーが10月26日に発表した2006年7-9月期(第2四半期)連結決算(米国会計基準)は、営業損益が208億円の赤字となった。液晶テレビやデジタルカメラなどが好調で売上高は伸びたが、リチウムイオンバッテリーの交換費用や「PLAYSTATION 3」(PS3)向け投資が足を引っ張った。 売上高は前年同期比8.3%増の1兆8542億円、営業損益は208億円の損失、税引き前損益は261億円の損失、純利益は17億円。 エレクトロニクス分野の売上高は前年同期比12.1%増の1兆3784億円。デジタルカメラ「サイバーショット T-10」がヒットしたほか、液晶テレビ「BRAVIA」やPC「バイオ」が好調だった。 営業損益は80億円と同71.4%減。前年同期には厚生年金基金の代行返上益645億円が加算されていたほか、バッテリー交換費用512億円を計上したことで大幅減益となった。液晶テレビ事業の赤字幅は1
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