青葉若葉のみぎり、皆様にはますますご健勝のほどお喜び申し上げます。みなさまのサーバーも、なお一層お健やかにお過ごしのことと存じます。 本連載359回ではMuninを利用したサーバーリソースの可視化を紹介しました。また361回では柴田さんがSensuを紹介してくれました。サーバーを運用するにあたって、監視と通知を実現してくれる監視システムの存在が必要不可欠なことは、みなさんご理解いただけているかと思います。 監視システムには様々なOSSや商用サービスが存在しますよね。OSSであればNagios、Zabbix、あるいはCactiあたりが定番でしょうか。商用サービスではmackerelなどが最近は話題になりましたね。日本ではZabbixが比較的人気があるように思えます[1]が、実際のところ、何を使ったらよいのかよくわからないという方も多いのではないでしょうか。 筆者も、筆者の用途にとってはZab