今から、原稿の直しがくることを想定しても、映画一本ぐらいは見られるだろうと思い、TSUTAYAで『川の底からこんにちは』。 もちろん、映画のために捨て身になってくれる、満島ひかりには好感を持っている。でも、こんな「ほら、面白いでしょ?」と言わんばかりのキービジュアルしかなくて、まことに残念。 昔、『良いおっぱい悪いおっぱい』という映画があって、女優に「ウンコがさあ」と平気でしゃべらせて、何か、大胆なことをやったつもりでいるわけ。 『川の底からこんにちは』も同じ。「こんな美人に、こんな恥ずかしい、アホなことやらせるなんて、すごい映画だって思わない?」と。 PFFスカラシップ作品なので、そんなに腹を立ててもいけないんだけど。 ■ 今日は本当に、文句しか出てこないんだけど……。 ストーリー原案という立場でありつつも、『フラクタル』の山本寛監督を「引退しかない」などとコキおろした東浩紀という人は、