「エッジコンピューティング」とは何か 「エッジコンピューティング」とは、端的に言うと、利用者に近い位置(エッジ)で情報処理を行うものである。クラウドにデータを送るのではなく、エッジ側で情報処理を行うことにより、さまざまな処理をリアルアイムで実行する。 情報処理を行う端末機器というと、多くの人はスマートフォンをイメージするが、このほかにも、コネクテッドカーや自動走行車、産業用ロボット、スマートスピーカーなど、多くの端末機器でエッジコンピューティングが行われる。 近年、インターネットを介してクラウドがエッジ側の大量のデータを収集し、巨大なデータセンタに送信した上で集中処理する「クラウドコンピューティング」が広く知られている。 一方で、自動走行車や産業用ロボットでは、クラウドに情報を送って判断を待っていたのでは間に合わないケースが多くある。たとえば、自動走行車では、ブレーキを掛けるタイミングが遅
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