「映画の寿命はいつ終わるか」は、映画ファンのあいだでよく出てくる話題だ。1895年に始まったこのジャンルが、未来永劫なくならないとは思わない。映像でストーリーを語る、という形式そのものはあるていど続くと思うが、何か違う形になるかもしれない。いつかなくなってしまうジャンルだろうし、かつては「映画と自分の寿命でいったら、さすがに先に寿命が尽きるのは私の方だろう」と思ってきたが、そうでもないかもしれないという気もする。最近たまに「映画は意外に早く終わってしまうのではないか」ということを何となく思うようになった。 では、そもそも「映画」の定義とは何か、という話になるのだが、私にとっては「映画館で上映する映像作品であること」「約2時間ですべてが完結すること」の2点である。すなわち「映画館へ出かけて、2時間で物語が完結する映像作品を見る」という行為に何の意味も見出せなくなったとき、おそらく映画は終わる
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