タグ

ブックマーク / www.news-postseven.com (3)

  • 小山田氏辞任問題で考える「現在の価値観で過去を断罪する」是非

    コロナ禍で1年延期された異例づくしの東京五輪は、直前になって開会式の楽曲を担当していた小山田圭吾氏の辞任と開閉会式の演出を担当していた小林賢太郎氏の解任が相次ぐなどドタバタ続きだった。今回の騒動は「日版の“キャンセルカルチャー”として、今後に大きな影響を与えそうだ」と語るのは、作家の橘玲氏だ。キャンセルカルチャーとは、有名人などの差別発言や過去の問題行動を洗い出し、ネット上で激しく批判し、存在を「キャンセル(抹消)」しようとする活動のことだ。その背景になにがあるのか。橘氏に話を聞いた。(全2回の前編) * * * ──東京五輪に関して、過去の発言・表現によって「辞任・解任ドミノ」が相次いだことをどうみていますか? 橘:公的な立場にある人物が過去の言動によって批判され、キャンセル(辞任)を求められる社会現象を「キャンセルカルチャー」といいますが、日におけるはじめての格的な事例になると思

    小山田氏辞任問題で考える「現在の価値観で過去を断罪する」是非
  • 好きなものに囲まれて逝った40代オタク男は「孤独死」だったのか

    高齢者の問題として話題になることが多かった「孤独死」だが、単身世帯(一人暮らし)が全年代で増えているいま、年齢を問わない問題になりつつある。そして2020年7月には、遺品整理や特殊清掃を行う株式会社ToDo-Companyから「オタクの孤独死が急増」と発表されたのを目にして、落ち着かない気持ちになった一人暮らしの人も少なくないだろう。俳人で著作家の日野百草氏が、好きなものに囲まれてこの世を去ったオタクの死について考えた。 * * * 「葉月のやつ、まだブラウン管だったのか、最期まで変わらないな」 限りなく埼玉に近い東京都区部、親御さんの許可をいただき見慣れたアパートの一室に入る。もう20年以上前か、このアパートでネオジオの格闘ゲームに興じたり、古いアニメを見てはああでもない、こうでもないと一晩中語り合ったのは。部屋の中は驚くほど変わっていない。時が戻ったみたいだ。このアパートの住人は、葉月

    好きなものに囲まれて逝った40代オタク男は「孤独死」だったのか
    mimosafa
    mimosafa 2021/01/11
    一本の映画を観たような読後感。
  • 三島由紀夫vs東大全共闘 今の時代だからこそ胸に響く理由

    「伝説の言論対決」と言われる三島由紀夫と東大全共闘の討論会。その全容がドキュメンタリー映画となって初めて明かされた。保守と革新、その両極が交わり、火花を散らす様は、今から半世紀前、1969年の日にあった熱量をまざまざと見せつける。 1000人を超える殺気立った学生ですし詰めの東京大学駒場キャンパス900番教室。入り口の看板に貼られたビラには、バーベルを持つゴリラの風刺画と、「東大動物園特別陳列品 近代ゴリラ(学名 ミシマントロプス)飼育料100円」の文字──。 その会場にひとりで現れた筋骨隆々の作家が、目をぎらつかせる学生らを前にマイクを握った。 「男子門を出ずれば7人の敵ありというが、今日は7人じゃきかないようで。大変な気概を持ってここにやってきました」──映画『三島由紀夫vs東大全共闘』(3月20日公開)のワンシーンである。 1969年5月13日、東大駒場キャンパスで東大全共闘(全学

    三島由紀夫vs東大全共闘 今の時代だからこそ胸に響く理由
  • 1