フロントエンドの開発時に仮の API を使いたいってシチュエーションはわりとあると思います。 そんな時に、Mock Service Worker を使うと便利だったのでまとめます。 Mock Service Worker とは? Mock Service Worker は、ネットワークレベルで API リクエストをインターセプトして mock のデータを返すためのライブラリです。API リクエストを含む処理のテストや、開発時の mock サーバーの代替として利用出来ます。 テストでの利用については以前こちらの記事でまとめました。 今回は開発時のモック API としての利用について書きます。 開発用の API というと、JSON Serverが有名ですが、Mock Service Worker では Service Worker を使ってリクエストを返すため、別プロセスでローカルサーバーを立
はじめに PrismとはStoplightがオープンソースとして提供しているOpenAPIからモックサーバーを立ち上げたりできるものです。 SaaSとしても提供しているのでとりあえず触ってみたい人は使ってみるといいかもしれないです。 Prismをモックサーバーとして使用するときにちょっと詰まったところなどをまとめました。PrismはDockerで利用する想定です。 複数のファイルからサーバーを作成したい PrismをDockerで起動するときのコマンドが以下になるのですが、 api.oas2.yml のように単一のファイルしか指定できません。 バージョン毎にファイルを分けている場合など複数のファイルをもとにモックサーバーを立てたい場合はおとなしくその分だけコンテナを立てるしかありません。 公式で紹介されているようにdocker-composeでproxyサーバー毎立ててしまうのが一番楽だと
PHPUnitでMockeryを使う場合の最低限のメモ。 Mockeryとはなんぞや? Mockを作るためのツール。要は、存在しないClassを代替してテストを進めるためのツールと思ってよい。 下記のようなコードがある場合、どうぜんHogeClassが存在することが前提となる。 が、大きなプロジェクト等で「まだHogeClassが無い!」などという場合でもある程度テストを進めておける。 //インスタンス生成 $m = new Hoge('foo'); //メソッドを実行 $m->Hello('foo'); //assertの中で使う $this->assertEquals("Hello foo",$m->Hello('foo'));
TL;DR GOOS本『実践テスト駆動開発』で触れられている「ロールをモックせよ」について、違った角度で解説ドメインモデルを豊かにすることでコードがシンプルになる例Mock Behaviors, Not Statesユニットテストを記述する際、テスト対象のオブジェクトが利用しているオブジェクト(依存オブジェクト、隣接オブジェクト)はモックオブジェクトにして、テストしたい状況をテストコード側からコントロールします。しかし、闇雲にモックを使ってテストを記述すれば良いわけではありません。今回は、モックが有効に機能するテストとはどういったものなのかを解説します。 サンプルコード簡単なサンプルで説明します。Extract Till You Dropのモデルと近いものを使います。グループ、メンバー、およびグループリポジトリがあります。グループオブジェクトはインメモリでは所属メンバーの情報を保持しておら
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