世界で一番デジタル化が遅れている日本の音楽界ですが、ここにきってやっとあたらしい動きが出てきました。業界的な背景やグローバルの構造など含めて解説したいと思います。 NexToneによるレコチョク子会社化が意味すること ニュースを見たときは驚きましたが、業態的には非常に良い組み合わせだなと思います。 NexToneは、著作権管理がJASRAC独占から参入可能になった時に、生き残った2つの会社、JRCとe-liscenseが合併してできた会社です。JASRACとは違い、デジタルファーストをモットーとして、いち早くYouTubeと著作権徴収契約を結んだり、徴収、分配時のデータの透明性を高める姿勢を見せることで、結果的にJASRACの改革も促す役割を担ってきました。まだ日本国内のシェアは5〜7%程度ですが、株式上場も果たし、存在感は小さくありません。 レコチョクは、ガラケー時代に大きな売上が生まれ
音楽アーティスト/レーベル向けのミュージック・カンファレンス「NexTone – Music Conference」レポート NexToneは、12月20日に「NexTone – Music Conference」と題したアーティスト/レーベル向けのカンファレンスを開催した。 同社は、2003年より20年を越え、長きに渡りデジタルディストリビューション事業を展開している。今回のカンファレンスは、インディペンデントで活躍するアーティスト・レーベルがより活動をアクティブにするために有益となる情報やノウハウを幅広く共有することを目的として開催された。NexToneのディストリビューション事業は、YouTubeが推奨する配信会社パートナー“Preferred Distributor”に認定されており、原盤配信、コンテンツID運用、YouTubeチャンネルサポート等、クリエイターの収益向上に向けて幅
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