今回 又吉の2作目となる 「劇場」は 一作目の「火花」よりも前の 14年の夏ごろに 書き始められていたそうです。 ところが 冒頭部分を書き始めて かなり早い段階から 先に書き進められなくなったそうなのです。 それについて又吉は 「若い男女を書こうと思った。 『劇場』はいろいろな方向から 考えた方がいいと思い 編集の方に待っていただいていいですか とお願いした。 テーマに合った製作期間があると思った」 と説明しています。 知らない演劇の世界を 個人的に取材や勉強する時間も 必要だったのでしょうね。 さらに 「恋愛がわからないからこそ書きたかった。」 と話していることから 又吉の独特な世界観を生み出したく 期間を長く設けたのでしょうか。 そんな 2作目『劇場』ですが 初版発行部数が異例の30万部で 発売1週間で重版が早くも決定しました。 11日の発売から 6・4万部を売り上げ 5月22日付の