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2013年7月28日のブックマーク (1件)

  • 神戸の空の下で。~街角の歴史発見~

    ‐配祀神‐ 住吉大神・大国主神・塩竈大神・宇賀御霊大神 山陽電車網干駅から国道250号線を越え、東雲橋を渡った南側に姫路市網干区新在家地区があります。「網干」は「あぼし」と読み、その地名は「ちょうちん祭り」で有名な魚吹八幡神社の放生会に由来します。「放生会」とは捕えた魚や鳥獣などの生き物を解き放って殺生を戒めるという儀式の事で、この放生会が行われる日には地域の氏子の漁師たちは一斉に漁をやめ、網を干して神社に参拝をしたことから「網干」という地名がつけられたといわれています。この辺りは瀬戸内海に面していて温暖な住み良い土地だったため、古来より多くの人々が住み着いて沿岸漁業や海苔の養殖などで生計を営んでいました。さらに遠浅だったこともあって沿岸部の干拓が古くから進められ、内陸から沿海部にかけて古くから多くの神社仏閣が建てられて人々の崇敬を集めてきました。その中の一つが今回ご紹介する網干神社です。