ASP.NETでは、ヘッダやフッタ、サイド・メニューなどなど、サイト共通のレイアウトをテンプレートとして用意しておき、コンテンツ部分だけをページ単位に切り替えるための仕組みを提供している。そう、ASP.NETを利用している方であれば、恐らくほとんどの方が知っているであろうマスター・ページの機能である。 マスター・ページはASP.NETに導入されてからすでに多くの時間がたっているのと、その大きな有用性から、常用している、すでに手放せないという読者も少なくないはずだ。そして、うれしいことに、このマスター・ページの機能はASP.NET MVCでもASP.NETとほとんど同じ要領で利用できるようになっている。本稿では、その具体的な方法について紹介する。 なお、本サンプル・プログラムを動作させるに当たっては、「連載:ASP.NET MVC入門 第1回 ASP.NET MVCフレームワーク 基本のキ」