先ごろのワールドベースボールクラシック(WBC)期間中、藤川球児の調子が良くないと度々マスコミが指摘していた。やれ勤続疲労により火の玉ストレートの威力が落ちてきたとか、やれ故障により調整が遅れているとか、やれWBC使用球に適応していないとか、コンディションを心配するさまざまな意見がメディアを飛び交っていた。 「なんでこうなったんだろう?」と僕は思う。確かにWBCでの藤川は代名詞である150キロ台の火の玉ストレートでがんがん打者を攻めるというより、変化球を交えながら打者を打ち取っていくという投球だった。しかし、それでも4試合に登板して4回無失点。シーズン開幕後も4月13日時点で2試合に登板して3回無失点。なんだかんだで現在7回連続無失点中である。つまり、野球が数字のスポーツだと言うなら、藤川が残した数字は相変わらず素晴らしいのだ。 さて、そんな藤川はオフィシャルサイトの中でブログを更新し