5月3日は、日本人にとって大事な日だ。1946年、先の大戦のA級戦犯を裁いた極東国際軍事裁判、いわゆる東京裁判が開廷した日である。 東京裁判でA級戦犯が問われた「平和に対する罪」は、戦争当時は明文規定がなかった事後法だ。近代法では、犯罪が実行される前に「これは罪ですよ」という法律があり、その法律に基づいて裁かれるのが原則(=法の不遡及の原則)だ。さらに、この裁判では偽証罪が認められていなかった。裁判自体が有効だったのか、疑問に思う。 この東京裁判が、現在の自虐史観に影響を及ぼしている。「日本人は悪いことをした」という考えがすり込まれ、これが君が代、日の丸、愛国心教育を否定する考え方につながっている。 占領軍によるプレスコード(検閲)で、中国や朝鮮人への批判が禁止されていたが、失効した今でも日本人はとらわれているのではないか。 安倍晋三首相が昨年12月に靖国神社を参拝した際、米政府が「失望し
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