「前略ナゴヤドーム様 もうそろそろ勘弁してもらえませんか」‐。神戸市の放送局「サンテレビジョン」(サンテレビ)が制作するプロ野球中継の番組欄に悲壮感が漂っている。阪神タイガース戦の中継時にユーモアを交えた一言で見どころを紹介するが、7月に入って負けが込むと、自虐的になったり、チームを必死で鼓舞したり。止まらないぼやき節がインターネットなどで話題になっている。 サンテレビは、年間70~80試合のタイガース戦を試合終了まで放送。番組欄では、対戦カードのほか、担当ディレクターが20字か60字でまとめたコメントを載せる。 開幕直後は好調だったタイガース。番組欄も、お笑い芸人のギャグを引用した「3タテくらわすぜぇー 虎打線スゴいだろぅー」(5月11日)や、「負けへんで! 虎打線爆発で楽天粉砕なるか?」(6月6日)など威勢がよかったが、負けが込み、5位に転落した7月は様相が一変する。 「なんでやねん、