マイクロソフトの開発環境の中心的な存在といえる.NETには、大きく分けて3種類の.NETがあります。 1つ目はWindowsに対応し、.NETの全機能を備える.NET Framework。2つ目は.NET Frameworkのサブセットであり、Windows、Linux、OS Xに対応したサーバサイドアプリケーション向けの.NET Core。3つ目は主にiOSやAndroidなどのモバイルアプリケーション開発に用いられるXamarinです。 この3つを図にすると、次のようになります。 つまり.NETは共通のC#言語やコンパイラ、ランタイムを持ちながらも、複数の実装が存在しているわけです。 .NETはオープンソースで開発されていることもあり、今後さらに特定のデバイス用の.NETや特定の用途向け.NETなどのフォークが登場してくる可能性があります。こうした状況が将来的に.NETの分断につながら
