【宇都宮】宇都宮城跡蓮池再生検討委員会は二十四日から、宇都宮城址公園東側の現在は駐車場になっているハス池跡で発掘調査を始めた。初日は、ハスの実一個と多数の葉柄と呼ばれる茎の部分などを発掘した。同調査は二十八日まで行う予定。 昨年の四、五月に続く三度目の調査となった今回は、地層を確認するため、ドリルを使わず露天掘りの形で行っている。重機で池底に当たる一・七メートルまで掘り、それ以降は同委員会の印南洋造事務局長と、作新学院大職員の高橋史朗さんが手作業で発掘作業を進めている。池底に堆積した泥の層は約一メートルあり、深さ二・七メートルまで掘り進める。 前回までの調査で出土したハスの実のうち一個は江戸時代の一七五〇年、葉柄は戦国時代の一五五〇年ごろのものと測定されている。同委員会は、今回出土したハスの実なども年代測定などの調査を行っていく予定。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く