政府の地震調査委員会は21日、今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率を地域ごとに算出した、新しい地震動予測地図を公表した。 これまで1キロ・メートル四方ごとだった揺れの予測を250メートル四方に変更。地盤の軟弱度も同様に細かく算出したため、昨年公表した地図に比べて30ポイント前後確率が上下した地域が出ている。計算方法の更新により、震度分布に「震度7」を加えることも可能になった。 都道府県庁所在地の市庁舎周辺別で確率をみると、千葉市が64%(昨年比37ポイント増)、横浜市が67%(同34ポイント増)、津市が85%(同23ポイント増)、甲府市が55%(同27ポイント減)となっている。 全国各地の確率は、防災科学技術研究所のホームページ(http://www.j‐shis.bosai.go.jp/)で見ることができる。
西方町に戦国時代に存在した「西方城」を、元町職員の大森章博さん(60)が500分の1サイズの模型で復元し=写真=、中央公民館(西方町本城)ロビーで展示している。町は西方城跡の調査保護活動に3年計画で取り組んでおり、模型展示はその一環だ。大森さんは「模型を見て当時の様子を想像しながら、実際に城跡を歩いてほしい」と話している。 西方城は、宇都宮氏の一族だった西方氏の山城とされる。築城時期を始め不明な点が多いが、戦国時代に存在していたことが当時の文書で確認されている。宇都宮氏の領地と、敵対する皆川氏や壬生氏の領地との境に位置し、宇都宮領の西の防衛拠点だったとされる。 町は08年度から、県のわがまち自慢推進事業として、城跡調査などを行い、町文化財愛護ボランティアの大森さんに模型製作を依頼した。 模型作りは未経験の大森さんだが、趣味の彫刻で培った器用さを生かし、毎日3時間以上も没頭した。現在の城跡は
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