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ブックマーク / www003.upp.so-net.ne.jp (1)

  • 第1回 世界史から見た医療と薬のルーツ

    1. 先史・古代文明の時代 1)先史時代 病を癒すことは、人類始まって以来の課題。草をみ、傷口を舐める、動物の 能的行為に始まり、生活経験の集積から、次第に人間らしい知恵のある医療行 為、薬使用へ進化して行った。 そして、農耕開始と共に定住・集団化し、社会・職業の分化・専門化が始まり、 その中で、長老の補佐役として魔術師が出現した。魔術師は神の意志を聞く専門 家、病気は悪霊の仕業であり、それを治すのも仕事の一つ。即ち、病人から悪霊 を追い出す呪文を唱え、薬草を飲ませたのが医師の事始である。 2)古代文明期 古代メソポタミア文明(BC4000年頃〜)では、僧侶である魔術師が、占星術を 基に呪文を唱え、怒れる神の許しを乞い、病人にとりついた悪霊を追い払う儀式 を行ってから、薬を使ったり、手術する治療に当たった。薬は悪霊が逃げ出すよ うに、動物の糞などを用い、植・動・鉱物薬の記録がある。

    mind
    mind 2006/12/04
    ――人間の体(と心)を、神から人間のものへと取返して…。
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