問題を発見する能力とは何か。それはどういう能力か。どうやって身につけるのか。どれだけ難しいことなのか。だれからだれに求められるのか。どういったステータスになるのか。問題とは、あるものなのか。発見するのか。解釈するのか。自覚するのか。受け入れるのか。問題がないとはどういう状況なのか。幸福なのか。窮屈なのか。ノープロブレムって日本語でなんて言うんだろう。「大丈夫」かな。大丈夫。 森博嗣がどこか*1でこう区別していた。学部生はすでに解決されている問題を考える。院生はすでに解決の方針が立っている問題を考える。新しい問題を発見すること(ができる/が求められる)のはそのあとだ。かなりうろ覚えなので、ごくおおまかにですが。 これは教育・研究の視点ですね。じゃあ、そこでの問題っていうのはなんなのか。学問は役に立てばいいってものじゃない。問題とは、単に「わかっていないこと」「十分に整理されていないこと」じゃ