参院財政金融委員会で質問に答える麻生太郎副総理兼財務相=国会内で2020年3月18日午前10時、川田雅浩撮影 新型コロナウイルスの感染拡大に伴って開催可否が注目される東京オリンピック・パラリンピックについて、麻生太郎副総理兼財務相は18日の参院財政金融委員会で「呪われたオリンピック」と発言した。 麻生氏は、戦争で日本が開催権を返上した1940年の札幌冬季五輪と、旧ソ連のアフガニスタン軍事侵攻に抗議した日本を含む西側諸国が参加をボイコットした80年の…
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オウム真理教事件は26日、死刑が確定した教団元幹部ら13人の刑執行を終えた。今回の6人の死刑囚は、いずれも執行が近いと受け止め、贖罪(しょくざい)の思いを抱えて自身と向き合う姿もあった。 「もう時間がない。絵画や手記に一分でも一秒でも集中するつもりです」。教団の古参幹部だった岡崎(現姓・宮前)一明死刑囚は今月9日、支援者に手紙で心境を明かした。獄中では水墨画に傾倒。刑執行後は拘置所による遺骨の処分を望んでいた。 岡崎死刑囚は死刑確定後の2008年ごろから「言葉以外でないと表現できない」と筆ペンで山河や鳥を描き始めた。10年に公募展に出品した「誇り高き母」と題する絵は、米先住民族の母子を描き、生後間もなく生き別れた実母への思いをうかがわせた。
平成の日本社会を揺るがした一連のオウム真理教事件は26日、死刑が確定した教団元幹部ら13人の刑執行を終えた。「教祖」だった松本智津夫(麻原彰晃)元死刑囚の指示の下、国家転覆を図って起こされた地下鉄サリン事件から23年。この日執行された死刑囚6人のうち4人は事件当日、サリン散布の実行役を担っていた。長い年月を経て刑の執行は終わったが、被害者、遺族たちは癒えることのない傷を抱える。 「麻原(松本智津夫元死刑囚)だろうと、その弟子だろうと、サリンで人が死ぬのは分かっていた。全員同罪。死刑は当然です」。オウム事件の全死刑囚の刑執行が終わったことを知った地下鉄サリン事件の被害者、伊藤栄さん(64)は淡々と感想を述べた。
地下鉄サリン事件当日、日比谷線の車両で被害に遭った伊藤栄さん=東京都中央区で2018年7月13日午後8時59分、川名壮志撮影 平成の日本社会を揺るがした一連のオウム真理教事件は26日、死刑が確定した教団元幹部ら13人の刑執行を終えた。「教祖」だった松本智津夫(麻原彰晃)元死刑囚の指示の下、国家転覆を図って起こされた地下鉄サリン事件から23年。この日執行された死刑囚6人のうち4人は事件当日、サリン散布の実行役を担っていた。長い年月を経て刑の執行は終わったが、被害者、遺族たちは癒えることのない傷を抱える。 「麻原(松本智津夫元死刑囚)だろうと、その弟子だろうと、サリンで人が死ぬのは分かっていた。全員同罪。死刑は当然です」。オウム事件の全死刑囚の刑執行が終わったことを知った地下鉄サリン事件の被害者、伊藤栄さん(64)は淡々と感想を述べた。
オウム真理教元代表の松本智津夫元死刑囚が東京拘置所内で刑を執行される直前の様子が、関係者への取材で判明した。 それによると、松本元死刑囚は今月6日朝、単独室で起床して朝食をとった後、やってきた刑務官に部屋から出るよう促された。連れて来られたのは死刑囚が執行の告知を受ける「教誨(きょうかい)室」。この場で、言い残したいことがないか確認され、希望すれば教誨師と話すことなども可能とされる。 刑務官に執行を告げられ、教誨をどうするか聞かれた松本元死刑囚は無言のままだったという。「教誨は不要」と判断した刑務官は遺体の引き取りについても尋ねた。それでも黙っていたため、改めて声をかけると、松本元死刑囚は「ちょっと待って」としばらく考えるような様子を見せたという。刑務官が妻や娘たちの存在を挙げて回答を促すと、小さな声で「四女」と…
今日では血で血を洗う復(ふく)讐(しゅう)の連鎖のたとえにされる「目には目を」である。古代バビロニアのハムラビ法典が掲げる法理だが、そもそもが目をくりぬくような残虐な身体刑を連想させてイメージがよくない▲だが実はこの条文、刑罰は被害に見合ったものでなければならない--つまり事件を終わらせて復讐を防ぐのが本意だという。多くの部族の共存する王国にあって、悪事で破られた平和と秩序を回復するための「目には目を」であった▲犯した罪科にふさわしい刑罰が下されれば、世界は元のバランスを取り戻すというのが因果応報(いんがおうほう)の物語だろう。そんな自然な応報感情からすれば、いくつ命があっても償いきれない無差別大量殺人がなされたオウム真理教事件だった▲新たに死刑囚6人の刑が執行され、これで死刑囚13人を含め一連の事件で有罪となった190人全員の刑が執行された。法の裁きが終わったとしても、被害者の生命はもち
オウム真理教による一連の事件から20年以上がたった今も、宗教とは無縁を装った就職セミナーやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じて、狂信的な崇拝を行うカルト団体に取り込まれる若者が後を絶たない。一方、科学を学んだ学生らが関与したオウム事件を教訓に、大学では再発防止に向けた取り組みが続いている。 「友達に誕生日プレゼントを買ってあげたいんだけど、おすすめはありませんか?」。昨夏、東京都内のデパートで買い物をしていた関東地方在住の20代女性は突然、見知らぬ女の人から声を掛けられた。一緒に商品を選ぶとお礼を言われ、無料通信アプリ「LINE(ライン)」の連絡先を交換。その後、「女子会」に誘われたりするうちに親しくなり、気づいた時には宗教団体に入会させられていた。この団体は教祖が海外で強姦(ごう…
オウム真理教による一連の事件で死刑が執行された教団元代表の松本智津夫(麻原彰晃)元死刑囚(63)が6日の刑執行直前、収容先の東京拘置所の職員の聞き取りに対し、自身の遺体の引き取り先として四女を指定していたことが関係者への取材で判明した。元死刑囚は家族や弁護人の面会にも応じない状態が続くなど精神状態に問題があるとして執行を疑問視する声があったが、少なくとも意思表示はできる状態だったとみられる。 松本元死刑囚の精神状態の評価を巡っては、2審の弁護団が「意思疎通ができない」として控訴趣意書を出さず、訴訟能力がないと主張した。だが、東京高裁は2006年に趣意書未提出を理由に控訴棄却を決定。決定は精神鑑定の結果を踏まえ「訴訟能力を欠いていない」と判断した。
オウム真理教元幹部の死刑執行を受けて、アレフ大阪道場に立ち入り検査に入る公安調査庁の調査官ら=大阪市生野区で2018年7月6日午前11時55分、望月亮一撮影 警察も関連施設の周辺で警戒に当たる オウム真理教による一連の事件で死刑が確定していた松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚(63)ら7人の刑が6日執行されたことで、公安調査庁は同日、全国各地にあるオウム真理教の後継団体「アレフ」などの関連施設への立ち入り検査を始めた。警察も関連施設の周辺で警戒に当たっている。 後継団体「アレフ」の名古屋施設に調査官約10人 公安調査庁は6日正午前、オウム真理教の後継団体「アレフ」の名古屋施設(名古屋市中区)で、団体規制法に基づく立ち入り検査を始めた。調査官約10人が訪れた。 同庁によると、名古屋施設では信者10人前後が暮らしている。松本死刑囚の刑執行を受け、信者の様子を確認するという。アレフから分派した「ひかり
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