インドの科学者、モハメド・バブー博士の奥さんが、ある日おなかが白いアリの存在に気がついた。良く見るとこぼれた白いミルクを飲んでいたという。このことを夫のバブー博士に言ってみると、「もしかしてこれは?」と博士はピーンとひらめいちゃったみたいで、着色料で染めた、赤・青・黄・緑の砂糖水をパラフィンで固めたものをアリたちに飲ませてみることに。 するとどうだろう。博士の目論見どおり、飲んだ砂糖水の色と同じ色にアリたちのおなかの色が変化していったという。
オーストラリアの砂漠地帯に棲息するミツツボアリ(Hormigas Meliferas )。ミツツボアリの働きアリは、その名の通り、花の蜜をお腹の中に蓄えこむ。たっぷりとお腹がパンパンになるまで蜜を貯蔵するので、まるでお腹が飴のように丸く肥大化している。 ソース:Honeypot Ant – Neatorama 花があまり咲かず、蜜を得る機会の少ない砂漠の中で生きているミツツボアリは、不毛の時期を乗り切る為、体に蜜をためて保存しておくという進化を遂げたようだ。食べ物が少ない季節になると、この蓄えた蜜を仲間に口うつしでもらって、生きのびるのだ。 オーストラリアの原住民であるアボリジニーは、ミツツボアリを食用としているそうで、お菓子代わりに腹部のみを噛みちぎって食べるという。このアリのお腹、高タンパクで栄養価があり、とっても甘くておいしいらしいんだ。 そういえば、世界樹の迷宮というDSのゲームの
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く