和歌山県田辺市龍神村宮代の古久保卓治さん(81)がこのほど、自宅近くの裏山で真っ赤なキノコを見つけた。古久保さんは「こんなに赤いキノコを見たのは初めて」と珍しがっている。 古久保さんによると、キノコは岩肌のコケから生えていた。うっそうとした山の中でひときわ目立つ真っ赤な色をしている。 県林業試験場(上富田町)の坂口和昭主任研究員によると、ベニヤマタケ(ヌメリガサ科)の特徴とよく似ている。ベニヤマタケは春から秋にかけて、竹林の地上などに発生する。食用になる。 【関連記事】 メタボなシイタケ 田辺市の長瀬さん発見 ショウロで松林に元気を 和歌山県林業試験場