(前回から読む) (この座談会の模様は「ほぼ日」でも紹介されています。リンクはこちら。読み比べてお楽しみ下さい) ―― あらゆる人にあらゆるものを伝えられる可能性と、見られるという被害の可能性と両方がある。それがソーシャル化していくことだとすると、企業側の立場から見ればこれは、今後の「広告」に大きな影響を与えそうです。 糸井重里(糸井) 無名で一生を送っていくんだという決意をした人まで含めて、あらゆる人に世界の中心が行ってしまうのが今の時代だとすると、この時代って結局、それをどう上手に伝えるかという、もう1回、広告の時代が来るんじゃないか。「俺のことなら黙っていてくれ」ということも含めて。 ―― 全部、考え直さなきゃいけなくなる。 糸井 「どう伝えるか」という段階から考える時代にもう1回なって、再編成されるという印象があるんですね。だから、従来の広告は終わった、とも言えるんです。 マスメデ
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