「佐村河内さんと奥さん、そしてネコ、それらがすべて映像的だと思った」と語る森監督(C)2016「Fake」製作委員会 聴覚障害がありながら「交響曲第1番『HIROSHIMA』」などを発表し、「現代のベートーベン」と称賛された佐村河内守氏。しかし、作曲家でピアニストの新垣隆氏が、18年間彼のゴーストライターとして作曲をしていたこと、彼は耳が聞こえていて、楽譜は書けないことなどを記者会見で述べ、評価は一転する――。2014年にゴーストライター騒動で話題になった佐村河内氏を被写体としたドキュメンタリー映画「FAKE」が4日公開された。オウム真理教をテーマにしたドキュメンタリー映画「A」の続編「A2」から15年ぶりの新作となる森達也監督に、ゴーストライター騒動から垣間見える現代日本の社会問題などについて聞いた。(後編「さまざまな視点があるからこそ、この世界は自由で素晴らしい」はこちら)【聞き手・西
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