アフガニスタンの首都カブールの軍用空港で、滑走路に駐機される軍用ヘリコプター(2021年8月14日撮影)。(c)Wakil KOHSAR / AFP 【8月15日 AFP】アフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)は14日、北部の要衝マザリシャリフ(Mazar-i-Sharif)を制圧した。アシュラフ・ガニ(Ashraf Ghani)大統領が数日前に訪問し、政府軍を激励したばかりだった。タリバンはいよいよ首都カブールに迫っている。 窮地に立つガニ氏は、かつて反タリバンの牙城だったマザリシャリフの陥落が確認される直前、国民に向けて演説。政府軍が10日にわたって敗走を続けているにもかかわらず、これ以上の流血を防ぐと誓った。政府軍の敗走の引責や辞任には一切言及しなかった。 政府軍は各地でほとんど抵抗を示しておらず、カブールは事実上、政府軍最後のとりでとなっている。 タリバン側は首都への
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