家事育児「増やしたい」男性3割 働き方選べる令和モデルを―男女共同白書 2023年06月16日15時30分配信 内閣府=東京都千代田区 政府は16日の閣議で、2023年版の男女共同参画白書を決定した。20~39歳で子を持つ男性のうち、「家事・育児の時間を増やしたい」が27.7%で、「減らしたい」の14.1%を上回ったとする調査結果を紹介した。若年層で意識の変化が見られるものの、実際にはいまだ女性に家事・育児が偏っていると指摘。希望に応じて生き方や働き方を選べる「令和モデル」への変革を訴えた。 男性育休、目標30年85% 「取るだけ」解消課題―こども戦略方針 調査は、内閣府が白書作成の過程で22年12月~23年1月にインターネットを使って実施。国内に在住する20~69歳の2万人が回答した。 調査によると、20~39歳で子を持つ女性では「家事・育児を減らしたい」が33.5%で「増やしたい」の1