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ブックマーク / cyzowoman.jp (2)

  • 自分の中の差別意識を見つめ直すために ゲイアートの巨匠が問いかける、LGBTを取り巻く社会

    田亀源五郎さん 2015年は、日のセクシュアル・マイノリティの地位向上に向けて布石を打つ動きが活発にみられた。そのひとつが、渋谷区や世田谷区の同性カップルのパートナーシップを公認する証明書や宣誓書の発行。そして、つい先日も三重県伊賀市で2016年4月から証明書を交付する方針が発表された。アメリカでも同性婚が憲法上認められるなど、世界でも変化がみられる中、日はまだまだセクシュアル・マイノリティに対して閉鎖的な側面もある。 その背景には、個人が内に秘めた“差別”や“偏見”があるのではないか――そうした問題提起をちりばめているのが漫画『弟の夫』。ストレート(異性愛者)の主人公のもとに、亡くなった弟の“夫”であるカナダ人のマイクが訪れることで浮き彫りになる、同性愛に対する主人公の戸惑いを描いた作品だ。 「第19回文化庁メディア芸術祭」マンガ部門の優秀賞を獲得したことでも注目されている同作品。著

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  • 華やかでエロティックな遊郭を舞台に、花魁の愛と悲しみを描く『蝶のみちゆき』

    女子マンガ研究家の小田真琴です。太洋社の「コミック発売予定一覧」によりますと、たとえば2015年1月には849点ものマンガが刊行されています。その中から一般読者が「なんかおもしろいマンガ」を探し当てるのは至難のワザ。この記事があなたの「なんかおもしろいマンガ」探しの一助になれば幸いであります。後編は単行。1月のオススメと2月の注目作をご紹介します。 (前編はこちら) 【1月のオススメ】年間ベスト級! 『蝶のみちゆき』に横溢する天才作家・高浜寛の凄み 『蝶のみちゆき』(リイド社) 2015年1月は近年まれに見る当たり月でした。前編で紹介した九井諒子先生の『ダンジョン飯』1(KADOKAWA/エンターブレイン)を筆頭に、以下の2作も年間ベストにい込みうる高いクオリティを持った作品たちです。 「高浜寛」という作家をご存じでしょうか。バンド・デシネの国、フランスで高い評価を得ている寡作の天才作

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