By: Magic Madzik 友達から「優秀なエンジニアが会社をやめた」という話を聞いた。まぁ、とても残念な話ではあるだろうが、友人の話がなぜか心の奥にひっかかっていたので、考えをまとめながらここに書いてみる。 衝突と絶望 あるエンジニアがいた。彼はあるプロダクトに長く貢献していた人物だ。最近、組織や体制が変わったことにより、プロダクトの作り方や方針に変化がでてきた。 やがて、プロダクト面とエンジニアリング面で衝突がよく起きるようになった。 プロダクト面からは、決まった方針とともに作業が降りてくる。プロダクトに責任を持つ立場だとすればその気持ちもわかる。一方で、プロダクトを愛し、これまでに貢献してきたというプライドを持ったエンジニアの気持ちもわかる。エンジニア視点の意見も当然あるだろう。 ひとつのプロダクトに関わっているはずなのに、両者には溝が生まれた。 そして、当初、そのエンジニアは
![プロダクトオーナーとエンジニアの役割分担が失敗した話](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fb833a19c991ad6942f4663d0506555d8a9022b4/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fdaipresents.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2022%2F01%2F53c4d-399144967_29b00fb069.jpg)