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ブックマーク / tomomachi.hatenadiary.org (6)

  • クリストファー・ノーラン『インターステラー』インタビュー - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    [:large:left] スマホばかり見てないで、宇宙を見ようよ! クリストファー・ノーラン監督インタビュー 『インターステラー』公開当時に映画秘宝に掲載したものです。 取材・文 町山智浩 ――『インターステラー』は最初、スティーヴン・スピルバーグ監督で発表されましたが、どんな経過で企画を引き継いだんですか? ノーラン もともとパラマウントのために宇宙物理学者のキップ・ソーンが恒星間航行をリアルに描こうとして企画した。それで脚に僕の弟のジョナサンが雇われたんだ。でもスピルバーグのドリームワークスがパラマウントを離れたんで、僕が監督を引き受けたんだ。 ――でも、スピルバーグ的な要素は『インターステラー』にいっぱい残ってますね。父親が子どもを捨てて宇宙への夢に賭けてしまうのも、得体のしれない何かの力に導かれていくのも『未知との遭遇』だし、少女と幽霊の交信は『ポルターガイスト』で……。 ノー

    クリストファー・ノーラン『インターステラー』インタビュー - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
  • 『バードマン 無知がもたらす予期せぬ奇跡』 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    「どうしてこんなドツボにはまっちまったんだ?」 主人公リーガン・トムソンが白いブリーフ一丁で座禅を組んで宙に浮いている。……あ、宙に浮いてる理由は後で。 場所はどこかの楽屋。トムソンはかつてハリウッド超大作『バードマン』の主演スターだったが、その後は鳴かず飛ばず。子にも逃げられた。それが60歳をすぎた今、自ら製作・演出・主演するブロードウェイの舞台劇に再起を賭けている。 トムソンを演じるは、かつてアメコミのスーパーヒーロー、バードマンを映画で演じたスターだったが、その後、鳴かず飛ばずのまま60歳を越えた。演じるのはマイケル・キートン。彼自身も、ティム・バートン監督の『バットマン』(89年)で主人公ブルース・ウェインを演じた。 『バードマン』の監督はアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ。彼の映画はいつも暗い。『アモーレス・ペロス』では都市の最下層で貧しさにあえぐ若者が金のために愛犬を闘犬

    『バードマン 無知がもたらす予期せぬ奇跡』 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
    minesweeper96
    minesweeper96 2015/04/19
    「何かを作っている時は、『俺は天才だ! 無敵だ!』という自信と、『俺には才能ない! ダメだ!』という自己不信が交互に襲ってくるものさ。それを表現したんだ」
  • 『グランド・ブダペスト・ホテル』とツヴァイク - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    6月6日発売の季刊KOTOBA7月号(集英社)にウェス・アンダーソン監督の『グランド・ブダペスト・ホテル』とシュテファン・ツヴァイクについて書きました。 『グランド・ブダペスト・ホテル』を観ている感覚は、まるで飛び出す絵を読んでいるようだ。可愛くて楽しくて軽くておかしい。 でも、このピンクのドタバタの裏には闇がある。 このズブロフカ共和国はファシストの手に落ちて消滅してしまう。陽気なグスタヴにも最後に唐突な悲劇が訪れる。そして最後にこんな字幕が出る。 「シュテファン・ツヴァイクの著作にインスパイアされた」 1969年テキサス生まれのアンダーソン監督はツヴァイクを知らなかった。アメリカでは絶版になって長かったからだ。数年前、アンダーソンはパリの古屋でツヴァイクの小説『心の焦燥』(39年)を偶然手に取った。 『心の焦燥』は第一次大戦で戦功を上げた士官の告白。戦前、彼はウィーンの伯爵の一人娘

    『グランド・ブダペスト・ホテル』とツヴァイク - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
  • 水道橋博士『藝人春秋』について - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    藝人春秋 作者: 水道橋博士出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2012/12/06メディア: 単行購入: 54人 クリック: 1,028回この商品を含むブログ (69件) を見る 水道橋博士著『藝人春秋』、著者から「好評すぎるので、気になるところを指摘してほしい」と言われたので、徒然に感想を書かせてもらいます。 『藝人春秋』は、水道橋博士が15人の人々の裏話を書いたで、書名の元になった『文藝春秋』はもともと文壇のゴシップ雑誌だったから、単なるダジャレではない。 15人の内訳は、そのまんま東、石倉三郎、草野仁、古館伊知郎、三又又三、堀江貴史、湯浅卓、苫米地英人、テリー伊藤、ポール牧、甲ヒロト、爆笑問題、稲川淳二、松人志、北野武……って、芸人は7人しかいないじゃんか! では、この15人をくくる枠は何か、といえば、「過剰な人々」ということだろう。過剰ということでいえば、古館氏などを除

    水道橋博士『藝人春秋』について - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
  • コッポラのコーマン門下生時代について - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    「コッポラの胡蝶の夢」のパンフに、コーマン門下生時代のフランシス・コッポラについて書きました。 1960年代初め、ハリウッドのメジャー・スタジオは閉じられていた。 監督やカメラマンなどスタッフの平均年齢はほとんど60歳を越えていたにもかかわらず、大卒の募集は行われず、わずかに縁故採用があるだけだった。 いっぽう、全米各地の大学にはようやく映画学科が設立されていった。大衆の娯楽だと思われていた映画は、フランスで芸術として評価されるようになり、その影響がようやくアメリカに及んだのだ。コッポラもUCLAの映画学科で学んでいたが、何のコネもない彼にとってハリウッドに入るのは不可能に近かった。 まず自主制作で映画を撮ってポートフォリオにしようにも、当時まだ8ミリ映画の機材はまともな映画を作れるレベルには達していなかったし、学生の自主映画を評価してくれる映画祭なども確立されていなかった。そんな状況で、

    コッポラのコーマン門下生時代について - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
  • ミクシイはあなたの日記をあなたに無断で商品化します - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    mixiにも入ってるんだけど、この4月1日に利用規約が新しくなる。 それを読んでmixiを今すぐ止めなきゃ、と思っている。 mixi利用規約http://mixi.jp/rules_sample.pl 制定日 平成20年4月1日 制定 第18条 日記等の情報の使用許諾等 1. サービスを利用して、ユーザーが日記等の情報を投稿する場合には、ユーザーは弊社に対して、当該日記等の情報を日の国内外において無償かつ非独占的に使用する権利(複製、上映、公衆送信、展示、頒布、翻訳、改変等を行うこと)を許諾するものとします。 2. ユーザーは、弊社に対して著作者人格権を行使しないものとします。 オイラはミクシイの日記に、原稿を書く前の草稿や、プライベートな写真を載せているが、 それをミクシイに勝手に出版されても、文句は言えないということだ。 しかも、勝手に改変される可能性すらある! オリジナルのイラス

    ミクシイはあなたの日記をあなたに無断で商品化します - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
    minesweeper96
    minesweeper96 2008/03/04
    これはよい踏み絵ですね><ふみふみ
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