「外人の名前よか、日本人の名前のほうが覚えやすいだろう」 そういう安易な考えで、かつて大学入試にあたり日本史を専攻しました。 しかし結局 FUJIWARA一門の辺りで人の多さにキレて、一番好きだった時代は縄文・弥生から大仏建立ぐらいまでだった気がする。 出土したものからあれこれ勝手に推測するしかない、モンヤリとした時代。 そのアバウトさをいつまでも持て余しては論じ続ける感覚が好きです。 縄文式土器。いいですよねえ。こういう植木鉢がほしい。 最初に「これはアートだ!!」と定義づけたのが、たしか岡本太郎。 火を表現したものという説があり、尋常ではないユニークさ。今の陶芸家たちに言わせると「どうやってこの形をうまく焼成したのかわからない」らしいです。 いっぽう、「うつわとして綺麗だなぁ」と思うのが弥生式土器。 技術があがったということもあり、薄手でしっかりと硬さがあって、あたたかみのあるオレンジ