ペリカンのカッタ君死す…山口、幼稚園に通い人気 幼稚園に通う愛らしい姿が人気だった雄のペリカンの「カッタ君」=山口県宇部市(クリックで拡大) 山口県宇部市の常盤公園は17日、近くの幼稚園に通う愛らしい姿で人気だった雄のペリカン「カッタ君」が死んだと発表した。 公園によるとカッタ君は1985年、日本初の人工ふ化で誕生。約800メートル離れた明光幼稚園に偶然舞い降りた際、鏡に映った自分を仲間だと勘違いしたのがきっかけで89年、幼稚園通いを始めた。 子どもたちと駆けっこをしたり、ピアノに合わせて歌ったりしていたが91年ごろ、雌ペリカンと“結婚”し、通園も減っていったという。 1男6女、孫にも恵まれ、ずっと元気だったが16日午後2時半ごろ、公園を訪れた市民が死んでいるのを発見した。原因は不明。 常盤公園は17日、献花台を設置。明光幼稚園の園児らが訪れ冥福を祈った。 ZAKZAK 2008/07/1