急な変更に伴い、追加の費用負担が予想されます。 具体的には、 ▽選手・関係者の宿泊費や飛行機などの交通費、 ▽フィニッシュゲートやスタンドといった仮設の構造物や通信設備などの整備費などが新たにかかる見込みです。 費用負担についてIOCのコーツ調整委員長は「大会には予見しない状況に備えた予備費がある」と言及していますが、大会の予備費は東京都も含めてどこがどれだけ負担するかは決まっていません。 一方、東京都の小池知事は「会場が変更される場合、都としては負担ができない」と主張しているほか、組織委員会の武藤事務総長も「IOCがこの問題を投げかけたことを考えると、IOCにも負担をお願いしたい」としていて、IOCがどういう姿勢で臨むかが注目されています。 札幌で実施する場合、マラソンのコースをどこにするかも決まっていません。 IOCが提案した札幌ドームを発着点とする案では公道につながる出入り口の幅が狭