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ブックマーク / gasoline.hatenadiary.org (1)

  • 第9地区 - 圏外日誌

    こんなマニア受けする映画を他人と観るのは勇気の要ることだけれど、結果、一緒に観てよかったと思う。SFなんか見たことも無く、ふだんハッピーエンドが約束された作品をテレビで見る程度のそのひとは、エンドロールが終わって、深いため息をつき、「人間なんか滅びればいいのに」。ははは! SF作品は、特異な状況から思いもよらない視点の転換を与えてくれる。また、その異常な状況を通じて、人間とは何かを伝えてくれる。空とぶ円盤に不気味な異星人、未来兵器に戦闘ロボット。派手なアクション。『第9地区』はB級要素満載のSF映画だけど、伝わってくるのはアクション以上に、人間の質だ。我々は異様なエイリアンに共感して、故郷に還れない彼らの想いを汲み取り、彼らを差別する人間を見て痛みを感じる。この感情を呼び起こしてくれた作は、成功したSF作品だ。 この映画は『アバター』と表裏一体、双子のような作品だ。どちらも我々人間社会

    第9地区 - 圏外日誌
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