【8月15日 CNS】中国・広東省(Guangdong)恵州市(Huizhou)恵陽区に、アリババ(Alibaba)傘下の物流サービス会社菜鳥網絡(Cainiao Network)の中国国内最大のスマートロボット倉庫がある。100台以上の「お掃除ロボット」そっくりの無人搬送車ロボットたちは互いに「協力」し合って一つの注文書にある複数の注文品を何台かのロボットが同時にピックアップするほか、それぞれ単独で違う注文書のピックアップ任務を遂行することもできる。また、互いを識別し合い、任務の優先順位に応じて道を譲ることもできる。 「何十台のロボットを扱うスマート倉庫と、100台以上のロボットを扱う倉庫では難易度が大きく異なる」。菜鳥網絡で先端アルゴリズムを担当する胡浩源(Hu Haoyuan)氏はこう話す。より多くのロボットを投入すれば、それだけ任務分配の難易度が上がる。ロボット同士の衝突や、ある区