あらすじ 「マジで何を描きたかったの監督」 わずかながらも、本作で披露されたパルクールのシーンはマトモなものであった。廃墟の中を自由自在に躍動しながら友人とペイントボールガンで撃ちあうシーンと、女を巡って街中を競争するシーンがそれである。本作で擁護できるのはこれだけである。 役者が頑張ってパルクールしてるシーン、それを盛り上げるために投入される音楽と効果音はスターリングラード戦のルーマニア軍並みに頼もしい。コトコトと鍋が煮込みの音を立てるようなおとなしいドラム、バラエティー番組のツッコミ以下のショボい打撃音、これらが全体を通してダラダラと流れ、役者の努力をブチ壊しにしてくれる。 主人公は「スキルス」という違法な異種格闘技戦に出場する。理由は警官である父がスキルスの元締めに撃たれ重傷を負ったから。主人公の男気は買うが、パルクールとは格闘技であったのか?どうやって人と戦うシーンを見せるのか、そ
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