あらすじ 「大きいおっぱいはイヤ!」 本作を見て湧き上がった感情はまず「この映画は結局何が言いたかったんだろう」という消化不良感である。主人公の女性はティーンエイジャーの頃から自身の巨乳がコンプレックスだった。やっと巨乳を気にしない男と結婚できたと思ったら彼には虚言癖があったのだ。ワタシは一体何を信じればいいのよぉんと軽く悩むのが本作のアウトラインである。 あえて良いところから挙げていくならそれは男性性の醜悪さに係る描写、この1点に見出せるだろう。彼女の上を通り過ぎて行った歴代の男たち。そのSEXは一方通行だ。男たちは彼女を愛撫せず彼女の乳を愛撫する。銃弾のような圧力で魂をかすめる接吻など望むべくもない。欲望を発動機とした乳への愛なき打撃。揉みしだき、しゃぶりつくし、そこに顔をうずめ射精する。性処理と呼ぶにふさわしい醜いオートマタ。男性読者諸氏が見たならぶら下げた珍棒をみっともなく思う瞬間