安全保障会議に臨むロシアのウラジーミル・プーチン大統領。サンクトペテルブルク郊外で。スプートニク提供(2024年9月20日配信)。(c)Alexander KAZAKOV / POOL / AFP 【9月26日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は25日、核兵器使用に関する基準を緩和する方針を明らかにした。「大規模な」空爆を受けた場合、核使用を可能にするとしている。 新基準の下では、核保有国の支援を受けた非核保有国による攻撃について、双方からの攻撃とみなされる。 プーチン氏は政府高官らとのテレビ会議で、新たな脅威に適応する必要があると主張。ウクライナへの直接の言及はなかったが、米国をはじめとする核保有国から軍事支援を受けている非核保有国のウクライナを念頭に置いたものとみられる。 プーチン氏はその上で、「空中・宇宙攻撃兵器の大規模な発射と、わが国境を