病院が警察に届け出てから4年2か月、殺人容疑で書類送検された医師2人に検察当局が下した判断は、不起訴(嫌疑不十分)だった。 ◆医師「検察と認識共通」◆ 富山県の射水(いみず)市民病院で発覚した人工呼吸器取り外し問題。医師の一人、伊藤雅之医師(54)は21日、「検察と共通の認識が得られた」と納得の表情を浮かべた。 同様なケースで医師が相次ぎ不起訴となる中、患者7人が死亡する重大事案でも検察が不起訴としたことで、医師による通常の延命措置中止は刑事責任に問われないとの流れが定着しそうだ。 伊藤医師はこの日夜、勤務先の同県高岡市の民間病院で記者会見し、「呼吸器の取り外しだけを(刑事訴追の判断基準として)とらえるのは現実的ではないと思っていたので、(不起訴決定には)納得している」と語った。 ただ、人工呼吸器取り外しによる延命措置中止のあり方については、「今回の決定を基に、安易に取り外していいという短
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