ソフトウェア開発のオフショアリングが最も積極的に、かつ効率的に行われているのは、アメリカからインドへのオフショアリングである。インドのソフトウェア開発技術者は基本的に英語で教育を受けて、英語で仕事をやっているので、アメリカからのオフショアリング先としては最適であった。これに対して、日本のソフトウェア開発のオフショアリングは、中国が中心である。インドと比較して中国の方が日本語を話せる人の比率が高いことや、中国が積極的に日本のオフショアリングを受け入れようとしてきたことが、大きな理由だと推測される。もちろん、距離が近く、行き来が容易ということが大きいのではないかと思う。 ところが、アメリカからインドへのオフショアリングと日本から中国へのオフショアリングには、単に言語が近いとか距離が近いとか言う違い以外の決定的な大きな違いがある。それは、オフショアリングのプロセスである。 ソフトウェア開発のプロ
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