良い問題分析の最初のステップは、問題を完全に記述することです。 問題記述なしでは、問題の原因を突き止めるためにどこから始めたらよいかが分かりません。 このステップでは、以下のような基本的な質問を自問自答します。 どのような症状か 問題が発生しているのはどこか 問題が発生するのはいつか どのような条件で問題が発生するか 問題は再現可能か これらの質問や他の質問に答えることは、ほとんどの問題に対する正しい記述に結びつき、問題解決し始めるための最良の方法です。 問題を記述し始める際にまず考えられる質問は「何が問題か」というものです。 これは平易な質問のように思えます。しかし、問題をより明確にするには、これをさらにいくつかの質問に分割することができます。 以下のような質問です。 問題を報告しているのは誰または何か エラー・コードおよびエラー・メッセージはどのようなものか どのような障害が起きるか