沖縄で発生した女子中学生に対する暴行事件について、メディアの見方が割れている。週刊新潮が「『危ない海兵隊員』とわかっているのに」という見出しを掲げ、中学生側にも不注意な部分があったことを示唆する一方で、朝日新聞は「被害少女は悪くない」との見出しを掲げ、「責任転嫁は許さぬ」といった女性団体の声を紹介。朝日の記事は新潮の記事を念頭に置いている可能性もあり、「メディア対決」の様相も呈してきている。 「根拠もなく中傷する物言いが繰り返された」と朝日 地元紙の報道を総合すると、2008年2月10日、中学2年生の女子生徒(14)が、友人2人と沖縄市の商業施設「コザ・ミュージックタウン」に遊びに来ていたところ、20時半頃に大型バイクに乗った男に「送っていくよ」などと誘われ、後部座席に座って、男の自宅まで連れて行かれた。女子生徒は怖くなって一旦は逃げ出すが、男に追いつかれ「ドライブしよう」と言われ、車に乗
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