さて、鰯の頭の方が効果があるかもしれない*1と判明したホメオパシーですが、そのメカニズム自体も無理があることを知っておいてもいいかもしれません。 ちなみに、メカニズムが既存の科学との整合性を取れないから「ありえない」と主張するのは「いかにして問題」といわれるもので、使い方次第では良くない批判なのですが、これまでのエントリがあった上で、メカニズムもおかしいという話なので、問題ないでしょう。 ホメオパシーの主張するメカニズム ホメオパシーは「水に溶けているどんなものよりも、何も溶けていない水のほうがよく効く」という矛盾を孕んでいる。 ホメオパシー - Skeptic's Wiki ホメオパシーは基本的に「患者の症状は、その症状を起こす物質を極めて薄くしたものを与えることで改善できる」という考え方です。この極めて薄いというのがポイントで、「薄ければ薄いほど良い」と主張する人もいます。 どれぐらい