※ 冗談の通じない方はご退場願います。 はじめに私の立場を明確にしておくと、私は個人的にFileSystemObject(以降FSOと記載)が好きで、Dir関数はあまり好きではない。従ってDir関数で事足りる処理でも基本的にVBAコードではFSOを利用する。この記事ではその理由を述べ、Dir派の方をFSO派に改宗させることを目的としたいと思う。悪を滅し、正義の光あらんことを。なんつって。 さて、まずはDir関数がいかに貧相であるかをご覧いただきたい。Dirで出来ることは主に以下の三つである。 指定したファイル・フォルダの存在チェック 指定したパターンにマッチするファイル名の取得 指定したフォルダ内のサブフォルダ・ファイルの一覧取得 機能豊富なFSOにとってこれしきの事は朝飯前である。 FSOが如何に機能豊富であるかはFSOが備える以下のメソッド群を見てもらえば一目瞭然。 BuildPath