2月4日(火)にGLOCOM 国際大学で開催された「オープンデータ記者会見」に出席してきました。 2013年には、G8首脳会議によるオープンデータ憲章、日本政府によるオープンデータカタログの開設や、Code for Japanの設立、千葉市や福井県鯖江市、横浜市などのオープンデータの活用事例が注目を浴びるなど、オープンデータに向けた動きが目立った年でした。 2014年は「オープンデータ」の考え方が、さらに広まり、社会における重要なキーワードの一つとなると考えられています。 今回の記者会見では、日本のオープンデータの現状や最新事例やデータカタログについて詳細説明などが行われ、2014年2月22日に世界同時で開催される「インターナショナルオープンデータデイ2014」の開催概要が紹介されました。 Code for Japan Code for Japanは、オープンデータとハッカソンを組み合わせ
海外だとOptimizelyや、Mixpanelなどのツールが活用され、日本でもplanBCDのようにA/B分析を支援するツールや、SLASH-7のように行動分析を行うためのツールなどが登場しています。 こうしたツールの普及とともに、細かな分析が可能になり、PDCAサイクルをより早く回すことが可能になりました。そこで最近書籍も発売されたような「グロースハック」という言葉が広まり始めています。 Growth Hack グロースハッカーとは、プロダクトを利用するユーザ動向データを解析し、プロダクトの改善・改良を迅速に行っていく役割のこと。シリコンバレーで注目を集めるこの役割が、日本でも注目され始めています。業界は限定されてますが。 爆発的に数字を伸ばす、という点に注目が集まりやすいこのワードですが、重要なのはプロダクトをマーケットにフィットさせること、数字をしっかり見ること、そしてPDCAを
「小さなチーム、大きな仕事」という書籍を出したことでも知られる37シグナルズ。 アメリカのシカゴに拠点を構えるサービス開発会社で、Basecampなどのプロジェクトマネージメントツールを提供していることで知られる会社。社員は40人に満たない規模ながら、数百万人のユーザ数を持つ会社です。 「小さなチーム、大きな仕事」の書籍が出たころは、Instagramなどの企業も登場し、少ない人数で多くのユーザ数を誇るサービスが注目を集めた時期でもありました。同書籍を読んで、37シグナルズのワークスタイルは、プロトタイピングしながら作られているという印象を持っています。 新しく発売された「強いチームはオフィスを捨てる: 37シグナルズが考える「働き方革命」」を読み、その印象が強くなりました。 僕は普段フリーランスのエディターやライターとして仕事をしていて、ミーティングは週に一度、あとはオンラインでのやりと
アイデアのクラウドソーシングサービス「Blabo!」が、市民向けにまちづくりのためのアイデアを募集するアイデアボードを開設してます。 2年くらい前にgreenz.jpで市民からのアイデアを募集し、街とのエンゲージメントをはかるサービスを記事にしました。 ちょっとの時間で大丈夫!みんなのアイデアで街づくりをする、市民エンゲージメントツール「Give a Minute」 街を歩いていて、道がちょっと割れてるとか、バスの本数がちょっと少ないとか、ココにゴミ箱がほしいだとか、行政にお問い合わせたいことや、お願いしたいことって意外とあると思うんですよね。 ただ、いちいち行政のサイトから問い合わせ先を探して問い合わせするほどか、と言われるとそうでもない。先述のGive a Minuteというサイトは、Facebookなどとも連携し、かつモバイルのSMSからも投稿が可能となっているもの。気軽に街への意見
シンガポールを拠点に、アジアのあちこちのテックニュースを配信しているオンラインメディア「Tech in Asia(TiA)」が、プレミアム会員制度をスタートしました。 PayPalを使って、ひと月9.99ドル、年間で99.9ドル。TiAが読者にプレミアム会員になるべき理由として書いているのは、以下の3つ。 とってもキュレーションされたメールマガジンが読めるよ! デカイディールは9.99ドルなんてなんでもなく感じさせてくれるよ! 僕達のジャーナリズム活動を支えておくれよ! メルマガのクオリティは気になりますが、まあそれほど「入らなくちゃ!」となる内容にはなっていない印象。 良い機会なので、いろいろなウェブマガジンがマネタイズに向けての取り組みを開始する中で、どのようなものがあるのか、簡単にまとめてみたいと思います。しっかり知りたいという人は「5年後、メディアは稼げるか――Monetize o
Some rights reserved by Princess Valium 編集やメディアを作るという仕事に関わるようになる過程で、随分とお世話になっている書籍がいくつかあります。自分の振り返りも兼ねて、これだけは読んでもらいたいと思う関連書籍を12冊ピックアップしてみました。少し長いですが、興味のある方はぜひ見てみてください。 編集とは 企画を立て、 人を集め、 モノをつくるために、 言葉とイメージとデザインを アンサンブルすること” 「はじめての編集」より まず最初の一冊目はこちら。 はじめての編集 編集者の菅付雅信さん @MASAMEGURO の著書。元『コンポジット』『インビテーション』『エココロ』の編集長をされ、現在は『メトロミニッツ』のクリエイティヴ・ディレクターもつとめている方。グリーンズが『ソーシャルデザイン』を出版した朝日出版社の「アイデアインク」シリーズ
空き部屋のマッチングサービスを提供しているAirbnbが新しいプラットフォーム、「Neighborhoods」をローンチしました。Neighborhoodsはユーザーが滞在したいと都市の、特定の地域に対する興味関心に基づいた体験を探すことができるようにするサービス。現在、7都市、300の地域を公開しています。 サイトの紹介映像はこちら。 Introducing Airbnb Neighborhoods from Airbnb on Vimeo. まずサイトにアクセスし、気になる都市を選びます。現在掲載されているのはRIO DE JANEIRO、New York, San Francisco, London, Berlin, Paris, Washington DCの7都市。都市名をクリックすると、各都市のページに移動します。 各都市ごとに「Dining」や、「Shopping」など目的別に
Some rights reserved by Lisa Bettany {Mostly Lisa} 10月の終わり、アメリカ・ニューヨーク市にHurricane Sandy(ハリケーン・サンディ)が上陸し、大きな被害が発生しました。ニューヨーク市は広範囲で浸水に見舞われ、ニューヨーク証券取引所は10月29日と30日の2日間休場に追い込まれたほど。 多くの方が避難することを余儀なくされ、どこかに身を寄せる必要が生じていたのですが、空き部屋を貸したい人と部屋を借りたい人のマッチングサービス「Airbnb」のコミュニティがハリケーンの被害者のために無償で宿を提供するという取り組みを始めました。 ニューヨーク市のMichael Bloomberg(マイケル・ブルームバーグ)市長も、Airbnbとパートナーシップを組んで被災者の支援に協力することを発表。パートナーシップが発表されるよりも前に、Ai
デザインとイノベーションのコンサルティング会社として有名なIDEO。そのIDEOが提唱している問題解決手法にHuman Centered Design(人間中心デザイン)というものがあります。そのHCD(人間中心デザイン)をSocial Sector、つまり社会の問題解決に活かすために広めることを目的として、IDEOが立ち上げた組織がIDEO.orgです。 「HCD Connect」は、IDEO.orgがIDEOと、Bill & Melinda Gates Foundationの支援を受けて立ち上げたサイトです。 HCD Connectは、ストーリーテリングと、HCD Toolkitの力を、世界中の問題解決に取り組む人たちに向けて無料で提供し、イノベーションの源にしてもらおうというもの。HCD Toolkitは、低所得のコミュニティの人のために非営利活動や社会的事業を行う人々の力にと、特別
みなさんは”病院”って聞くとどんなことを想像しますか? 良いイメージを抱くという方はあまりいらっしゃらないのではないでしょうか。『病院におけるソーシャルメディア活用のフロントランナー~メイヨー・クリニックの試み』など、病院・医療を変えるための取り組みが行われています。 今回紹介する取り組みも病院に変化をもたらそうとしている取り組みのひとつ。「こんな病院があったらいいのに」をカタチにするためのプロジェクトです。 「夢の病院をつくろうPROJECT」は、NPO法人チャイルド・ケモ・ハウスと、チャイルド・ケモ・ハウスの活動に賛同する有志が集まって、生まれたってものです。小児がん患者とその家族が、安心して化学療法(抗がん剤治療)を受けられる専門施設の設立をめざすプロジェクト。 夢の病院をつくるために、たくさんの、夢のアイテムを考えました。「たしかにこれは必要だ」「こんな苦労があるなんて」なんでも構
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