航空会社「スカイマーク」(本社・東京都大田区)が9月から茨城―神戸便(1日1往復)の運休を決めた問題で、同社の西久保慎一社長が20日、茨城県庁に橋本昌知事を訪ね、10月1日から同便を再開することを伝えた。 西久保社長は会談後、報道陣に対し「すべての問題がクリアになった」と述べた。また、来年3月までに茨城―新千歳、茨城―名古屋の定期便を就航させることを明らかにした。 スカイマークは、茨城空港に隣接する航空自衛隊百里基地から航空祭(25日)の開催に伴い、運航ダイヤの変更を求められ、同社の他の便が玉突き的に遅れることなどを理由に茨城―神戸便の運休を発表した。同便は、茨城空港に就航している唯一の国内定期便として4月に就航したばかりだった。